ヤンキースファンがまた悪態 敵軍ファンにビール&ポップコーンをぶっかける
本拠地ヤンキースタジアムを訪れたアストロズファンにビール&ポップコーンをぶっかける
アストロズファンが敵地ヤンキースタジアムで受けた“洗礼”が話題となっている。ヤンキース-アストロズのリーグ優勝決定シリーズの試合中に敵軍ファンからブーイングを浴びされるだけでなく、ビールをかけられたり、ポップコーンを投げつけられたり……。衝撃的な動画を、米メディア「ブリーチャーズ・リポート」が公式ツイッターで紹介している。
同メディアは「ビールやポップコーンを顔に投げつけられた後、このアストロズファンは自分の席から(警備員に付き添われながら)誘導されることを強いられた」とコメントをつけて紹介。動画ではアストロズファンもヤンキースファンを“挑発”しているように映るが、この動画に対するファンのコメントではヤンキースファンの”悪態”に苦言を呈するものが目立った。
「このシリーズで、ヤンキースファンは球界にとっての恥ずべきものであるように見える」
「“ヤンキースファンは最悪だ!” こんなことはフィラデルフィアやボストン、カリフォルニア、シカゴでは起きないよ」
「だから彼らは今夜負けるんだよ。このようなファンはワールドシリーズ進出に相応しくないんだ」
「僕がニューヨークを訪れない理由がこれ」
同シリーズの17日第4戦ではヤンキースファンがアストロズのザック・グリンキーを野次り、退場処分を受けている。同投手がヤンキースタジアムのブルペンでの投球練習中に、複数のファンがスタンドから俗語で「自己中心的な間抜け」を意味する「ドナルド」を合唱するという悪態ぶりだった。さらに、15日の第3戦では審判の判定に不満を持ったファンがグラウンドにペットボトルやボールなどを投げ入れる場面も。アストロズのヒンチ監督が「同じようなことが起きれば、選手たちをグラウンドから引き上げさせる」と警告していた。
ヤンキースファンの在り方が問われる事件と言えそうだ。