国内FA権取得の十亀に西武が複数年提示 「想像以上に評価してもらった」
8年目の今季は19試合登板、5勝6敗、防御率4.50だった
西武の十亀剣投手が21日、さいたま所沢市内のライオンズトレーニングセンター(室内練習場)で練習を再開させた。
今季国内FA権を取得した十亀。シーズン終了後に行った球団との初交渉では複数年契約を提示されたという。渡辺久信球団本部ゼネラルマネージャーからはコンスタントに投球回数を重ねるピッチングを評価されという十亀は「生え抜きでは僕が一番年上。もっと引っ張る姿勢や取り組む姿勢を下に見せてほしいとも言われました。それでも想像以上に評価してもらったと思います」と頷いた。
8年目の今季は19試合5勝6敗、防御率4.50。他球団ではすでにヤクルトが獲得に乗り出す方針を示しており、2017年から3年連続で100イニング以上を投じている右腕の動向が注目される。
(安藤かなみ / Kanami Ando)