年俸23億円のヤ軍外野手はやはり“不良債権”!? ファンの96%が「捨てるべき」
スタントンも酷評、エルズベリーは「捨てるべき」の理由すらなし…
そして、メディア、ファンの両方から酷評されている選手も……。ジャンカルロ・スタントン外野手は「捨てるべき」が76.29%。今季、レギュラーシーズンは左上腕二頭筋、左肩、左ふくらはぎ、膝の故障で出場18試合のみ。ポストシーズンでも12日(同13日)のリーグ優勝決定シリーズ初戦で右大腿四頭筋を負傷し、第2~4戦を欠場。第5戦で復帰したものの、3打数無安打に終わり、敗退が決まった第6戦も欠場した。今季のポストシーズンは9試合中5試合に出場し、打率.231、1本塁打、3打点という成績だった。
マーリンズに所属していた14年オフに13年総額3億2500万ドル(約352億8200万円)の超大型契約を結んだスタントンは、今季年俸も2600万ドル(約28億2300万円)と高額だが、ほとんどチームの力になることはできず。寸評でも「捨てるべき」が選択されたが、「しかし、どうやって? スタントンの3億2500万ドルの大型契約は、8年後に終わるまでヤンキースの重荷になるように思える」と、トレードでの放出も困難な契約内容を嘆いている。
更にひどいのはグレッグ・バード内野手とエルズベリーの2人。アンケートでは、バードは「捨てるべき」が92.48%と驚きの数字だが、エルズベリーはさらに悪い96.01%。「残すべき」が3.99%という絶望的な支持率だ。エルズベリーは上から9番目で名前が登場するが、寸評は「皆さんがここまで読んでいるか確認したかっただけ」と、もはや「捨てるべき」の理由すら書かれていない。
2013年オフに宿敵レッドソックスからFAとなり、7年総額1億5300万ドル(約166億円)でヤンキースに加入したエルズベリー。しかし、ファンが期待するパフォーマンスは見せられず、最近2シーズンは故障もあって出場なし。今季年俸は2114万ドル(約23億円)だった。完全に“不良債権”化してしまった高額プレーヤーへの風当たりは年々強くなっている。
ポストシーズンではアストロズに強さを見せつけられたヤンキース。2009年以来の世界一へ向けて、オフにどのような動きに出るのか、注目が集まる。
(Full-Count編集部)