「イチローさんはモテていた」母も同じ中学 日ハム2位立野が目指す“イチ流”
小学校の時に「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」に出場
社会人屈指の右腕、東海理化の立野和明投手が17日のドラフト会議で日本ハムから2位指名を受けた。ドラフト直前にFull-Count YouTubeでは21歳の最速152キロ右腕にインタビューした。愛知・豊山町出身で、同町ではあのイチロー氏以来のプロ野球選手の誕生で、地元も盛り上がりを見せる。立野だけでなく、母もイチロー氏と同じ中学校で2学年上という。中学そしてプロの大先輩のように“イチ流”になることを夢見て、スタートを切る。
立野は小学校4年生の時に豊山町に引っ越してきた。小学5、6年時に「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」に出場し、豊山町で行われた閉会式で、世界のイチローの姿を遠くに見た。「自分にとっては憧れです。(プロになったら、いつかご挨拶したいです。頑張って自分も有名になりたいです」と思いを巡らせた。「母が同じ(豊山)中学校でした。イチロー選手が1年の時に母が3年で……。『めっちゃ、モテていた、イケメンだった』と言っていました。豊山町から、イチローさんの次(のプロ野球選手)なので、しっかりとやっていきたい」と故郷の子供たちへ今度は夢を与えていく。
東海理化で成長を遂げた右腕は球速が3年間で10キロアップ。チームトレーナーとともにメニューを組んだトレーニングや先輩たちの助言によって肉体的にも人間的にも成長した。「チームを背負える投手になりたいです。1試合1試合、全力で投げていきます」と語っている。
(Full-Count編集部)