パドレスが西武秋山獲得に興味を示す 地元紙「NPB最高の選手の1人」

西武・秋山翔吾【写真:荒川祐史】
西武・秋山翔吾【写真:荒川祐史】

地元紙が守備は「問題なし」と評価、懸念材料は「打撃、速い球を打てるか」

 パドレスが、海外FA権を取得している西武秋山翔吾外野手に興味を示していると地元紙「イーストビレッジタイムス」が伝えた。同紙は「パドレスが日本人外野手ショウゴ・アキヤマに興味を示している」とのタイトルで詳細をリポートしている。

 同紙は31歳の秋山を「NPB最高の選手の1人と言われている。9年間で通算打率.301、出塁率.376、長打率.454、OPS.829としている。今季はOPS.864、打率.303、出塁率.392、長打率.471、20本塁打とした。ここ3年間で69本塁打を放ちパワーが増している」と紹介。さらに「彼はプロフェッショナルな打者だと言われている。2015年にNPBでブレークし、216安打でシーズン最多記録を更新した。それ以降、彼はスターとして広く知られている」と伝えた。

 次に守備についても指摘。「中堅手に必要なスピードと肩を備えている。驚異的なわけではないが、良い肩を持っている。年齢は懸念されるが、他の外野のポジションでプレーするのであれば問題ないだろう。守備は懸念事項ではない」と評価し、「懸念されるのは打撃であり、速い球を打てるかどうかである」と予測した。

 記事では「アキヤマは2020年に32歳となり、打撃で成功できるか分からない」とした上で、「パドレスにとって興味深い選択肢となる。金額次第だろう。パドレスにはもっと他に補強が必要な部分があり、これほど未知数な選手にお金を費やすリスクを冒す余裕はない。だからといって、こうした選手が選択肢とならないわけではない」と、補強の選択肢の1人になり得ると指摘している。

 パドレスは今季ナ・リーグ西地区の最下位。ポストシーズンも2006年を最後に遠ざかっている。

(Full-Count編集部)

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