ポニーリーグが画期的な新規定を発表 投球数制限と国際標準バット採用「野球本来の理念に」

「日本ポニーベースホール協会」の広澤克実理事長【写真:編集部】
「日本ポニーベースホール協会」の広澤克実理事長【写真:編集部】

「PONY SUPER ACTION 2020」制定、マナー違反にはイエローカードも

 一般社団法人「日本ポニーベースホール協会」は25日、来年より導入する新規定「SUPER PONY ACTION 2020」の制定を発表した。新ルールでは、中学生全学年への投球数制限の制定、国際標準バット(USAバット)の導入、試合中の言動マナーに関するイエローカードの導入、一球速報の導入などが盛り込まれる、画期的な内容となっている。

 都内で行われた会見には、同協会の広澤克実理事長、事務総長を務める那須勇元専務理事、慶友整形外科病院整形外科部長の古島弘三医師が出席。このたび、中学生プレーヤーの障害予防と無限の可能性を探究する育成プログラムとして「SUPER PONY ACTION 2020」を制定したと説明した。

 会見に出席した広澤理事長は「野球が始まった当時の理念は『正々堂々と戦う』。投球数を制限をする上でファウルで粘るなど、その理念に反していると思う。スポーツの正義が日々変わる中、野球本来の理念に立ち返る時。他の連盟に影響を与えようとは思っていない。まずはポニーリーグから安全に怪我を少なく、子供たちを次のステージに送り出したい」と話した。

「SUPER PONY ACTION 2020」では、中学生年代が成長期にあたり、体の変化が最も大きいことに注目。その上で、同年代のスポーツを対象とした団体、および指導者は「子供の健康を考えること」「将来のための育成時期であること」を念頭に置くことを目指す。

 近年は、高校野球を中心に「球数制限」の是非が議論されている。だが、「球数制限」という言葉には「投げられない」「投げてはいけない」というネガティブなイメージもついてしまう。そこで、ポニーリーグでは「投球目安」と「投球限度」を設けることで、子供たちの障害予防を図りつつ、1人ではなく多くの選手がマウンドを共有することから生まれるポジティブな点に注目したという。

「投球目安」「投球限度」を導入、障害予防と同時に選手の才能を積極的に発掘

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