アストロズがチリーノスのソロ弾などで雪辱 ナ軍はPS8連勝でストップ
レディックが先制打、ブラントリーがタイムリー2本の活躍
■アストロズ 4-1 ナショナルズ(ワールドシリーズ・日本時間26日・ワシントンDC)
アストロズは25日(日本時間26日)、敵地で行われたナショナルズとのワールドシリーズ第3戦に4-1で勝ち、1勝2敗とした。レディックが先制打、ブラントリーが2本の適時打、チリーノスがソロ本塁打を放ち、着々と得点。投げては先発のグリンキーが5回途中1失点でしのぐと、小刻みな継投でナショナルズ打線の反撃を防いだ。ナショナルズは地区シリーズ第4戦からの連勝が8で止まった。第4戦は26日(同27日)にナショナルズの本拠地ナショナルズ・パークで行われる。
連敗スタートのアストロズが地力を発揮して、今シリーズ初勝利を挙げた。口火を切ったのは7番レディック。2回1死二塁で左前適時打を放ち、先制した。3回には無死三塁でブラントリーが二塁適時内野安打。1点差に迫られて迎えた5回には1死二塁でブラントリーがこの日2本目のタイムリーとなる右前適時打を放って再び2点差にした。そして6回、35歳のベテラン捕手・チリーノスが大仕事だ。ナショナルズの先発サンチェスから左翼ポール直撃の1号ソロ。リードを4点に広げた。
投げては先発のグリンキーが粘投。7安打されながらも5回途中6奪三振1失点。その後も救援陣がナショナルズ打線の反撃をしのいだ。2017年ワールドシリーズ覇者のアストロズは第1戦に4-5、第2戦に3-12と、本拠地でまさかの連敗スタート。しかし敵地初戦で大きな勝利を手にした。
(Full-Count編集部)