イチロー氏移籍1年目のマ軍は強かった WS制覇を逃した最強チームの1つに挙げられる
移籍1年目のイチロー氏は2001年に打率.350、242安打、56盗塁をマーク
アストロズとナショナルズが熱い戦いを繰り広げている2019年ワールドシリーズ。長い歴史の中ではレギュラーシーズンで圧倒的な力を示しながらも頂点に立てなかったチームもある。MLB公式サイトは「これがワールドシリーズを制覇できなかった最高のチームだ」とのタイトルで10チームを紹介。2001年のマリナーズ、2017年のドジャースがその中に入っている。
○2001年のマリナーズ
116勝46敗という圧倒的な成績でア・リーグ西地区を制した。記事では「Aロッドが前年オフ(2000年オフ)に退団するも、ブレット・ブーンが37本塁打、141打点を挙げたことを決して忘れてはいけない」と指摘。そして「打率.350を記録したイチローの加入も当然のことながら支えになった」と伝えた。
オリックスから移籍したイチロー外野手は移籍1年目のこの年、打率.350、242安打、56盗塁でこれらのタイトルを獲得。また、クローザーを務めた佐々木主浩が45セーブを挙げる活躍を見せた。
この年のマリナーズのポストシーズンの戦いでは、地区シリーズはインディアンスに3勝2敗で突破したものの、リーグ優勝決定シリーズではヤンキースに1勝4敗で敗退。マリナーズはこの年を最後にポストシーズンに進出していない。
○2017年のドジャース
104勝58敗でナ・リーグ西地区を制した。シーズン途中にレンジャーズから移籍したダルビッシュ有投手は、ドジャースでは9試合に登板、4勝3敗、防御率3.44だった。
記事によると、ドジャースはダイヤモンドバックスとの地区シリーズを3連勝、カブスとのリーグ優勝決定シリーズを4勝1敗で制してアストロズとのワールドシリーズに進出。「最初の5戦は実に熾烈で、第5戦は延長10回13対12でアストロズが勝った。ドジャースが第6戦に勝利し、シリーズ最終戦の舞台が彼らに設けられた」と振り返った。そして「ユウ・ダルビッシュが1回2/3で5失点し、彼らはシリーズ敗退となった」と結んいる。
試合は1-5で敗戦。ダルビッシュが敗戦投手となり、ドジャースはこの年のシーズンを終えた。
(Full-Count編集部)