ヤンキース、20勝右腕・剛腕コール獲得へ全力 地元メディア「積極的に動くだろう」
今季20勝5敗、防御率2.50、326奪三振の成績で最優秀防御率、最多奪三振の2冠を獲得
ア・リーグ優勝決定シリーズでアストロズに敗れて2009年以来、10年ぶりのワールドシリーズ制覇の夢が消えたヤンキース。オフの戦力補強に向けてチームが今オフにFAとなるアストロズのゲリット・コール投手の獲得に動くことを地元メディアが伝えている。
世界一奪回に向け、ヤンキースが大物右腕獲得に動き出す。地元メディア「SNY」は「ヤンキースがコール獲得もくろむ」との見出しを付け、チームの補強を伝えた。記事ではメジャー関係者の話を元に「コールの獲得のために積極的に動くだろう。理由は、彼らのローテーションを強化するために、球界最高の投手がほしいというシンプルなものだ」と伝えている。
今オフはコールと同様にナショナルズのアンソニー・レンドン内野手もFAとなるがチームにはアンドゥハー、ウルシェラがいるため「レンドンよりも、コールを追い求めるだろう。レンドンに大金を払うとは考えにくい」と否定している。
ヤンキースがコールの代理人を務めるスコット・ボラス氏と接触することは確実だが「獲得の為には障害がある」と指摘し、金銭面、そしてカルフォルニア出身のコール自身が西海岸のチームを好んでいることをレポートしている。
コールは今シーズン、20勝5敗、防御率2.50、326奪三振の成績で最優秀防御率、最多奪三振の2冠を獲得。レギュラーシーズン、ポストシーズンを合わせ19連勝をマークするなど圧巻の投球を見せていた。
(Full-Count編集部)