ア軍主砲が“臭い”ゲン担ぎ 同じシャツ着て3連勝→第6戦も「着るよ」
ブレグマンは初勝利の第3戦から3日連続で同じシャツ着て球場入り
アストロズは27日(日本時間28日)、敵地で行われたナショナルズとのワールドシリーズ第5戦に7-1で快勝、3連勝で通算成績を3勝2敗とし、2年ぶり2度目の世界一に王手をかけた。第4戦で満塁打を放つなど3安打5打点と活躍したアレックス・ブレグマン内野手が第3戦から同じ服を着て球場入りしたことが話題となり、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が「臭くて洗濯していないシャツが、アストロズのワールドシリーズ制覇のカギになるかもしれない」とのタイトルで詳細を伝えている。
「Cut4」はまず「野球選手はゲン担ぎのためなら何でもする。綺麗に洗った服を犠牲にすることさえも」と指摘。第5戦の結果を受けて「アストロズはナショナルズを投打に圧倒したが、ヒューストンのドラマチックな週末のパワーの源は、アストロズの3塁手、アレックス・ブレグマンの臭い、ピンクのチェックシャツかもしれない」と伝え、以下のように記した。
金曜日の第3戦、彼(ブレグマン)は、そのシャツを着てナショナルズ・パークに向かった……アストロズが勝った。
土曜日の第4戦、彼は、そのシャツを着てナショナルズ・パークに向かった……アストロズが勝った。
日曜日の第5戦、彼は、そのシャツを着てナショナルズ・パークに向かった……やっぱりアストロズが勝った。
記事は「ブレグマンのように、プロのアスリートが3日間同じシャツを着るのは勇気のいることだ」とし、「彼はホテルから球場までのバスの中でチームメートの横に座らなればならない。かなり強烈な臭いだったのではないか」と指摘。その上で「チームメートはそんなこと気にしないだろう。ブレグマンがそのシャツを来ている間は、負けなしだったのだから。彼が他の服を着る必要はない」と伝えている。
記事によると、ブレグマンは「火曜日(第6戦)もそのシャツを着るか?」と問われて、「着るよ。チームメートが臭いからって服を破らない限りはね」と答えたという。
本拠地で行われる29日(同30日)の第6戦も、再びピンクを基調としたチェック柄のシャツを着て球場入りすると明言したブレグマン。果たして結果はどうなるだろうか。