ロッテ益田が残留表明 FA宣言の同期・鈴木大地へ「一緒に残って優勝したい」
共闘呼びかけも「一緒にはやりたいですけど、そこは大地の意見を尊重したい」
ロッテの益田直也投手は30日、国内FA権を行使せずに残留することを発表した。ZOZOマリンスタジアムで行った会見では、FA宣言した鈴木大地内野手に「ぜひ残っていただきたい」と呼びかけた。
2011年のドラフト3位で入団した鈴木と同4位の益田。ともに1年目から活躍し、プロ8年目の今季途中、1日違いで国内FA権を取得した。オフには4日間の断食に出かけ、「個人的な思いを全部言って、大地が思っていることも全部言ってもらった」とお互いの胸の内を語り合ったという。
2011年のドラフト組でロッテに残っているのは鈴木と益田だけ。益田は「一緒にロッテで1軍でずっとやってきて仲もいいですし、一緒に残って優勝したい」と共闘を呼び掛けた。それでも「最終的には家族と自分の野球人生になると思う」とし、「一緒にはやりたいですけど、そこは大地の意見を尊重したいなと思います」と決断を見守るようだ。
ロッテに残留する選択をした益田。鈴木はどのような選択をするのか注目が集まる。
(工藤慶大 / Keita Kudo)