日ハム中島、FA権行使せず残留表明、新たに3年契約 「このチームでもう一度優勝したい」
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2015年盗塁王&ベストナイン、同年の「第1回プレミア12」日本代表に選出
今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した日本ハム中島卓也内野手が1日、千葉・鎌ケ谷市の球団施設で会見し、FA権を行使せず3年契約を結んでチームに残留することを明らかにした。この日、球団と最後のFA交渉に臨み、「球団から残ってほしいと言われたのが一番」と残留を決断した。
会見では「悩んだけど球団から残ってほしいと言われたのが一番」と残留を決めた理由を語り「このチームでもう一度優勝したい」と、来季は2016年以来、4年ぶりのリーグ優勝を目指していくことを誓った。
28歳の中島は福岡工から2008年ドラフト5位で入団。6年目の2014年にレギュラーとなり、翌15年には盗塁王を獲得、ベストナインにも選出された。野球日本代表「侍ジャパン」の一員として2015年の「第1回WBSC プレミア12」にも出場した。
今季は120試合出場で打率.220、0本塁打、16打点、12盗塁。プロ通算995試合に出場、打率.242、636安打、2本塁打、159打点、163盗塁。
(片倉尚文 / Naofumi Katakura)
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