【プレミア12】米国打線が序盤に爆発、ドミニカをリード 大谷所属のエ軍20歳がタイムリー
1勝1敗同士の激突、勝った方がスーパーラウンド進出が決まる
■ドミニカ – アメリカ(プレミア12・日本時間5日・メキシコ)
「第2回 WBSC プレミア12」のオープニングラウンドA組「アメリカ対ドミニカ共和国」が4日(日本時間5日)、メキシコで行われ、アメリカが2回を終えて4-2とリードした。勝った方がスーパーラウンドに進出する重要な一戦で、大谷翔平が所属するエンゼルスの20歳、ジョー・アデル外野手が2回に中前適時打を放つなど打線が序盤に爆発し、試合の主導権を握った。
1勝1敗同士が迎えたオープニングラウンド最終戦。メジャーリーガーは参加していないものの「若手有望株トップ100」から7人が選出のプロスペクト軍団アメリカが立ち上がりに猛攻を仕掛けた。1回にペイトンが先頭打者弾。2回にはクロネンワースのソロ弾、クラッツの適時打でリードを3点に広げると、「2番・中堅」で先発出場した注目のアデルが続いた。2死一、二塁で中前適時打。4点目を挙げた。
アデルは2017年に全米ドラフト1巡目(全体10位)で指名され、プロスペクトランキングでは球団1位、全体でも5位にランクインする逸材だ。今季はシーズン中に初めて3Aに昇格すると27試合に出場して打率.264、8打点とメジャー昇格に向け順調にステップアップしている。
この大会も2日(日本時間3日)のオランダとの初戦で本塁打を放つなど、その実力をいかんなく発揮。アメリカの中心打者として活躍を続けている。