DeNA筒香&西武秋山は「あまり取り上げられていない良いFA」 米敏腕記者が紹介
敏腕パッサン記者「筒香の打撃を必要とする球団がある。秋山は中堅手としてプレーできる」
2019年のMLBはナショナルズの世界一で幕を閉じ、オフの“ストーブリーグ”が始まっている。米スポーツ局「ESPN」では、敏腕記者のジェフ・パッサン氏が執筆した「あまり取り上げられていない良いFAは?」という特集記事で、ポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー挑戦を目指すDeNA・筒香嘉智外野手と海外FA権を行使してメジャー移籍を目指す西武・秋山翔吾外野手を紹介している。
パッサン氏はまずジェイク・オドリッジ(ツインズFA)、リッチ・ヒル(ドジャースFA)、アレックス・ウッド(レッズFA)の先発投手3人を列挙。オドリッジは今季15勝、ヒルとウッドは今季は故障があったものの、ヒルは昨季まで3年連続2桁勝利、ウッドは2017年に16勝と実績十分だ。さらにはウェイド・マイリー投手(アストロズFA)、リック・ポーセロ投手(レッドソックスFA)、エリック・テームズ内野手(ブルワーズFA)らも挙げ、そこまで取り上げられていないFAがいるとしている。
最後にパッサン氏は、筒香、秋山、韓国プロ野球・斗山のジョシュ・リンドブロム投手とアジアでプレーする3人を紹介。筒香については「パワーがあり、出塁率の高い左打者であるが、守備には課題が残る。左翼手となるかもしれないし、一塁手となるかもしれないが、彼の打撃を必要とする球団があるとみられている」とした。秋山については「ツツゴウのような打撃はないが、中堅手としてプレーできることで獲得に動く球団があるはずである」と予想している。
筒香、秋山が来季どのチームでプレーすることになるのか注目だ。
(Full-Count編集部)