筒香は「助けになる可能性がある」 低迷タイガース番記者が獲得を“勧め”
タイガースは今季47勝114敗、勝率.292でア中地区最下位に沈んだ
ポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャーリーグへの移籍をを表明したDeNAの筒香嘉智外野手について、タイガースの「助けになる可能性がある選手」とMLB公式サイトが伝えた。タイガースは今季47勝114敗、勝率.292でア・リーグ中地区最下位に沈んだ。
記事は、MLB公式のタイガース番記者ジェイソン・ベック氏がファンからの質問に回答する形で書かれている。あるファンが「タイガースは韓国人投手グァンヒョン・キム(SKワイバーンズ)、日本人外野手/一塁手ヨシトモ・ツツゴウと契約するべきだと思いますか? 彼らは大きな助けになる可能性がありますし、それほど高額ではないですよね。ツツゴウはまだ27歳で即戦力が必要な一塁でプレーできます」と質問した。
記事によると、ベック氏は「ツツゴウがパワーのある出塁率の高い左打者だということは、もちろんデトロイトで助けになる可能性があります」と回答。低迷続くチームを助ける存在であると説明した。
ただ、一方でこうも伝えている。「タイガースは日本人市場で存在感を示しておらず、ポスティングシステムを好んでいません。再建中ということもあり、移籍先を選べる外国人選手は近年タイガースに入団していません」。
2014年の地区優勝を最後に低迷が続くタイガース。再建途上ということもあり、移籍市場に注力する余裕はないのかもしれない。
(Full-Count編集部)