清原和博氏「どんどん野球に携わりたい」 愛息&ファンへの思いが薬物依存脱却の支えに
ワールドトライアウトの予選を視察「感謝の気持ちしかありません」
公開トライアウト「ワールドトライアウト2019」で監督を務める清原和博氏が7日、愛息に薬物依存からの脱却と球界復帰を誓った。トライアウト予選の選手選考のため神奈川・サーティーフォー保土ケ谷球場に登場。選考試合の視察後の記者会見で報道陣から「父親として野球に関わる姿を見せたいか」と問われ、「やはりそうですね。やはり約3年半以上……もっと野球から離れてますかね。本格的にプレーする若者の姿を見ましたし、どんどん自分も野球に携わっていきたいなと思いました」と笑顔を交えて応えた。
6日に元タレントの田代まさし容疑者が覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたばかり。この日の会見ではその話題も飛んだ。それでも、清原氏は「自分は今、病院の治療とグループミーティングに参加してます。それを3年半休んだことは1度もありませんし、毎回、尿検査も受けています。薬物に対しては自分なりにあの……必死で頑張っています」と気丈に回答。トライアウト監督に就任したことについて、息子には「自分からはしてない」と話したが、息子の存在が薬物依存脱却への励みとなっているようだ。
「あのやはり自分が事件を起こしてから約3年経ちますけど、グラウンドに立った時に、また『清原さん』と言ってくれるファンに対して、感謝の気持ちしかありません。本当にまた、ファンの方の声援に応えられるように日々精進して生きていきたいなと思っています」。まずは30日に神宮球場で行われるワールドトライアウト本選での監督デビューへ集中するつもりだ。
(Full-Count編集部)