清原和博トライアウトが世界進出? 加治佐CEOが米国開催を示唆「海外選手を発掘する」

「ワールドトライアウト2019」で監督を務める清原和博氏【写真:編集部】
「ワールドトライアウト2019」で監督を務める清原和博氏【写真:編集部】

清原和博氏が監督を務めるワールドトライアウトの加治佐CEOが示唆「海外選手を発掘する」

 公開トライアウト「ワールドトライアウト2019」で監督を務める清原和博氏は7日、”球界復帰”を果たした。同トライアウト予選の視察のために神奈川・サーティーフォー保土ケ谷球場に登場。選考試合2試合で夢を追う選手たちに熱視線を送った。

 清原氏は30日に神宮球場で行われるトライアウトで、再びユニホームに袖を通し、打順など選手起用に関わる予定。投手コーチ、打撃コーチもワールドトライアウト社が調整している。通算525本塁打を放ったスーパースターがいよいよ“監督デビュー”するが、ワールドトライアウトが進む道も見えてきた。加治佐平代表取締役CEOは30日の本戦後のワールドトライアウトの展望を語った。

「ワールドトライアウトなので、日本のプロ野球シーズン中は海外の選手を発掘するという意味で(トライアウトをやりたい)。2年目からできるかは定かではないんですけど、アメリカですと4月に戦力外となる選手がたくさん出てくるので、アメリカでトライアウトをしたりですとか、東南アジア、中国の人材発掘。そこで発掘してきた選手を神宮球場のような大舞台でトライアウトの本選として戦えればなと思います」

 7日の予選では練習と選考試合の“空き時間”にホームランダービーが行われた。ホームランダービーをスタメンから観戦し、本塁打競争中のファンの盛り上がりを確認した加治佐CEOはワールドトライアウトにエンターテインメント性を持たせたいようだ。

「(受験選手は)次のステージをかけて必死です。どれだけ本塁打にできるかが選考の基準になるので真剣に本塁打を打つ。見ている観客としては、面白いものを。(本塁打競争を)見ているファンとしては楽しいじゃないですか? 新しい試みはやっていきたいなと。グラウンドは真剣、スタンドは楽しくといったトライアウトを。ファンにとっては楽しめるイベントにしたいなと思います」

 野球だけでなく、サッカーなど他競技のトライアウトを行う意向も持っているという。諦めきれないスポーツ選手のための真のワールドトライアウトとなるのか。今後に注目だ。

(Full-Count編集部)

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