メジャー挑戦の菊池涼介、米メディアは3球団を“推薦” 「間違いなく興味を集める」

広島・菊池涼介【写真:荒川祐史】
広島・菊池涼介【写真:荒川祐史】

米メディアが「日本人スターと契約すべき3球団」の見出しで特集

 ポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャーリーグ移籍を目指す広島の菊池涼介内野手について、米スポーツ専門メディア「12UP」が特集。「日本人スター、リョウスケ・キクチと契約すべき3球団」とのタイトルで、レッドソックス、カブス、ジャイアンツを挙げた。

 記事は「キクチは攻撃面で戦力になる選手として認知されてはいない」としたうえで「彼は内野手で才能がある選手を必要としている球団から間違いなく興味を集めることになる。守備の魔法使いである」と紹介。レッドソックス、カブス、ジャイアンツが菊池を獲得すべき理由を挙げている。

○レッドソックス:「ラインナップはどこを見ても強力だが、強化できるポジションは二塁である」と指摘。ペドロイアは健康面に懸念があり、ブロック・ホルトはFAとなっていることに言及し、「彼の守備力はボストンの内野陣に大歓迎となることだろう」と伝えている。

○カブス:DVなど私生活で問題を起こし、出場機会を与えても活躍できなかったアディソン・ラッセルを「先発で使わないだろう」と予測。ハビアー・バエスが遊撃手を務めることから、「ニコ・ホーナーに二塁の座を与えることも可能だが、キクチなら少なくとも二塁の守備を強化することも可能だろう」と記している。ホーナーは今季途中にメジャー昇格した。

○ジャイアンツ:マウリシオ・デュボンが来季二塁の先発候補となる可能性が高いことに言及。「デュボンは2019年の短い間に堅実な活躍をした一方で、キクチの見事な守備力は彼をより興味深い選択肢にすることだろう」としている。

 その守備力は米国内でも極めて高く評価されている。

(Full-Count編集部)

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