【プレミア12】侍ジャパンのライバルは打撃戦を制した強豪 A組で躍動した選手は?
MLB通算30本塁打のクラッツが首位打者、中日のロメロは10奪を奪う
首位打者のエリック・クラッツはヤンキース傘下。MLB通算で30本塁打を打っている。2位のノア・ペリオはメキシコでプレー、メジャー経験のない28歳だ。3位のチャーリー・バレリオは、現在は米独立リーグでプレーする29歳。8位タイのカルロス・ペゲーロは、昨年まで楽天でプレー。マリナーズ時代はイチローのチームメイトだった。
これらの選手はMLBなどのスカウトに目が留まることも視野にしてプレーしている。グループAの本塁打王は、クラッツ、バレリオ、ダルベックの2本。打点王はエスピナルとダルベックの6打点だった。
○投手10傑。2回1/3以上。
1 C・ポンセ(アメリカ) 1勝0敗5回 5K 防御率0.00
1 A・レイエス(メキシコ) 0勝0敗3回 5K 防御率0.00
1 H・カステラノス(メキシコ) 1勝0敗2回1/3 0K 防御率0.00
1 P・ダンズヒー(アメリカ) 0勝0敗2回1/3 3K 防御率0.00
5 E・ベラ(メキシコ) 0勝0敗4回 1K 防御率2.25
6 T・ハウク(アメリカ) 0勝1敗4回1/3 6K 防御率4.15
7 H・ラミレス(メキシコ) 0勝0敗3回 1K 防御率6.00
7 R・コーデマンス(オランダ) 0勝1敗3回 2K 防御率6
9 E・ロメロ(ドミニカ) 0勝1敗4回1/3 10K 防御率8.31
10 E・サンタナ(ドミニカ) 0勝0敗2回1/3 2K 防御率11.57
コディ・ポンセはオープニングゲームでオランダを5回まで零封。パイレーツ傘下の2Aで投げている。この中では、10位のアービン・サンタナが大物といえる。MLB通算149勝を挙げ、オールスターにも2回出場。しかし36歳の今季はメッツ傘下のマイナーでプレー。プレミア12でも結果を出せなかった、最多奪三振は中日でプレーするエンニー・ロメロの10三振だった。
(広尾晃 / Koh Hiroo)