【プレミア12】侍ジャパンのライバルは打撃戦を制した強豪 A組で躍動した選手は?

メキシコ代表に選出されている阪神のエフレン・ナバーロ【写真:荒川祐史】
メキシコ代表に選出されている阪神のエフレン・ナバーロ【写真:荒川祐史】

メキシコが3戦全勝で首位通過、アメリカは10本塁打とパワーで圧倒し2位通過

「プレミア12」のオープニングラウンドが終わり次なる舞台は日本で行われるスーパーラウンド。このタイミングで各チームの成績を見ていこう。3グループで行われたが、投打のバランスがグループによって大きく異なるので、グループごとに見ていく。

【グループA)
チーム勝敗と得失点差、チーム防御率、打率、本塁打。※はスーパーラウンド進出。

メキシコ 3勝0敗 24得5失 防御率1.88 打率281 2本※
アメリカ 2勝1敗 21得16失 防御率4.33 打率284 10本※
ドミニカ 1勝2敗 23得20失 防御率7.89 打率304 4本
オランダ 0勝3敗 6得33失 防御率9.78 打率198 2本

 グループAは打高投低となり、本塁打が6試合で18本も出た。3グループのホームラン総数が25本だったが72%がAグループだった。開催国メキシコは危なげなかったが、アメリカはメキシコに敗れ、ドミニカに10-8で辛勝して何とか勝ち抜けた。

○打撃10傑。

 トップリーグの場合、3試合の規定打席は10だが、グループAは6試合中2試合がコールドゲームだったため、規定打席を8とする。

1 E・クラッツ(アメリカ) 8打5安2本3点0盗 打率.625
2 N・ペリオ(メキシコ) 8打4安0本1点1盗 打率.500
3 C・バレリオ(ドミニカ) 9打4安2本5点1盗 打率.444
3 E・エスピナル(ドミニカ) 9打4安0本6点0盗 打率.444
5 A・リファエラ(オランダ) 7打3安0本0点0盗 打率.429
6 J・サラザー(メキシコ) 8打3安0本0点0盗 打率.375
6 R・ソリス(メキシコ) 8打3安1本3点0盗 打率.375
8 J・ジョーンズ(メキシコ) 11打4安0本1点0盗 打率.364
8 R・ダルベック(アメリカ) 11打4安2本6点0盗 打率.364
8 C・ぺゲーロ(ドミニカ) 11打4安1本3点0盗 打率.364

MLB通算30本塁打のクラッツが首位打者、中日のロメロは10奪を奪う

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