侍ジャパンが執念の逆転勝利、前回覇者・韓国、メキシコが白星発進…11日のプレミア12は?
鈴木が3試合連続ホームラン、代走・周東が2盗塁に生還と大仕事
「第2回 WBSC プレミア12」(テレビ朝日系列で放送)のスーパーラウンドが11日に日本で開幕。初戦となったこの日は日本、韓国、メキシコがそれぞれ勝利し白星スタートを飾った。
野球日本代表「侍ジャパン」はZOZOマリンスタジアムで行われたオーストリアに3-2で逆転勝利。先発の山口が2点を先行される苦しい展開だったが4回に4番鈴木が3戦連発となるソロで反撃を開始。7回には代走・周東が2つの盗塁を決め2死三塁から源田がセーフティバントを決め同点に追いついた。
同点で迎えた8回は2死から近藤が左前へ二塁打を放ち出塁。続く鈴木は申告敬遠で歩かされると、代打・山田も四球を選び満塁に。さらに浅村もストレートの四球を選んで押し出しで勝ち越しに成功。最後は守護神・山崎が締め逆転勝利を収めた。
オープニングラウンド3連勝の韓国は東京ドームで行われたアメリカ戦を5-1で勝利。初回に無死一、三塁の好機を作るとキム・ジェファンが右翼席へ3ランを放ち3点を先制。2点リードの7回には2死から3連打で2点を奪い貴重な追加点。投げては左腕ヤン・ヒョンジョンが10安打を浴びながらも5回2/3、1失点の力投を見せた。アメリカは相手を上回る13安打を放ちながらも1得点と拙攻に泣いた。
メキシコはZOZOマリンスタジアムで行われた台湾戦を2-0で勝利。5回2死までノーヒットだったがソリスが均衡を破るソロを放ち先制に成功。さらに6回はキロスの右犠飛で2点目を奪いリードを広げた。先発のレイエスは5回2安打無失点の好投を見せ、その後は小刻みな継投で完封勝利を飾った。
(Full-Count編集部)