楽天が鷹・福田に4年総額10億円超の破格条件を提示へ 13日に石井GMらが初交渉
福田の今季年俸は3600万円、単年ベースで約5倍の好条件
楽天が、国内FA権を行使してフリーエージェントとなったソフトバンクの福田秀平外野手に対し、4年7億円プラス出来高という破格の条件を提示することが分かった。楽天は13日に福岡市内で球団首脳が福田本人と初交渉を行う。
楽天は石井一久GMらが13日に福田と直接交渉を行うが、そこで破格の好条件を提示する。球界関係者によれば、今季の年俸3600万円(金額は推定)の福田に対し、楽天は4年7億円プラス出来高、出来高の項目を全てクリアすれば、総額で10億円を超える条件を準備。単年ベースに換算すれば、年俸だけで今季から約5倍という信じられないような好待遇を用意した。
福田には楽天のほか、ヤクルト、西武、ロッテ、中日なども獲得に名乗りを挙げ、既に交渉を済ませている。今季までプレーしたソフトバンクも4年5億円の好条件を提示して、残留を要請しているものの、楽天の提示はそれを遥かに上回るものとなる。
走攻守で高い能力を持つ福田だが、ソフトバンクでは柳田や中村晃、グラシアルといった球界を代表する選手たちがいたこともあり、レギュラー獲得には至らず。それでも、今季は80試合の出場、183打席で自身最多となる9本の本塁打を放った。走塁、守備面でも高い能力を持ち、他球団から高く評価されている。
福田自身は条件面には固執しておらず、あくまでも自身を選手として高く評価し、本当に必要としてくれていると感じられる球団でプレーすることを望んでいるという。ソフトバンクも含めて6球団による争奪戦となっている福田の去就。果たして、いかなる結論が導き出すのだろうか。
(Full-Count編集部)