【プレミア12】韓国紙「叩きのめされる」 台湾に完敗、東京五輪出場へ「日本に勝利せねば」
0-7の完敗を嘆く、NPBリレーの前に「得点するチャンスがほとんどなかった」
■チャイニーズ・タイペイ 7-0 韓国(プレミア12・12日・ZOZOマリン)
「第2回 WBSCプレミア12」(テレビ朝日系列で放送)に出場している韓国は12日のスーパーラウンド第2戦(ZOZOマリン)でチャイニーズ・タイペイに0-7で完敗。オープニングラウンドからの連勝は「4」で止まり、今大会初黒星を喫した。韓国の地元メディアは「叩きのめされる」と敗戦を嘆いている。
韓国はエース左腕のキム・グァンヒョン投手が4回途中8安打3失点とKO。救援陣も失点を重ねた。打線もチャイニーズ・タイペイ先発のオリックスの張奕投手、ロッテのチェン・グァンユウ投手という“NPBリレー”に抑え込まれるなど1点も奪えず。文字通り“完敗”だった。
韓国の地元紙「朝鮮日報」は「プレミア12で韓国が台湾に叩きのめされる」とのタイトルでこの試合について報じ、「韓国は火曜日に日本の千葉で行われたプレミア12で、台湾に7-0と完敗した」と回顧。キム・グァンヒョンの投球に触れた上で「韓国はそれ(キム・グァンヒョンが降板した4回)以降、得点するチャンスがほとんどなかった」と打線の低調ぶりも嘆いた。
今大会では、日本を除くアジア/オセアニア大陸の最上位国が東京五輪の出場権を獲得する。韓国は、チャイニーズ・タイペイを破れば大きく前進できるはずだったが、大会5戦目にして初黒星。今後はメキシコ、日本と強豪との対戦を残す。
同紙は「アジア・オセアニア大陸の枠に与えられている出場権を獲得するために、韓国は金曜日のメキシコ戦、及び土曜日の日本戦に勝利せねばならない」とも指摘。五輪切符を手にするため、日本戦では必死に勝利を掴みにくることになりそうだ。
(Full-Count編集部)