清原和博氏が浦添ドリームマッチ参戦、担当者の思い 執行猶予中も「反対意見なかった」

「ワールドトライアウト2019」では監督を務める清原和博氏【写真:編集部】
「ワールドトライアウト2019」では監督を務める清原和博氏【写真:編集部】

清原氏は17日に沖縄・浦添で行われるドリームマッチで逮捕後初のユニホーム姿を披露する予定

 西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を放った清原和博氏、通算2480安打をマークした立浪和義氏ら球界大物OBが参加する「FM沖縄 開局35周年記念 ドリームマッチ」が17日、沖縄・浦添市の「ANA BALL PARK 浦添」で行われる。2016年5月に覚せい剤取締法違反罪で懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けた清原氏がユニホーム姿を見せるのは逮捕後初。球界復帰へ大きな一歩を踏み出すことになる。イベントを担当する長濱弘忠常務にイベント開催の思いを聞いた。

 沖縄・浦添市を所在地とする「FM沖縄」は19年9月1日で開局35周年。同イベントは2年前から構想を練り始めた。その中でイベント案に挙がったのが野球を通じた地域貢献だったという。

「子どもたちに夢や希望を感じ取ってもらえるよう地元に恩返ししよう。現役時代に一流選手だったOBのプレーを間近に見てもらいたかった」

 FM沖縄の長濱弘真代表は以前から親交のあった立浪氏に声をかけた。立浪氏も賛同し、参加OBの候補を挙げる中で清原氏の名前が挙がったという。

「清原さんのPL学園の後輩にあたる立浪さんは(清原さんの)社会復帰に貢献したい思いを持っておられた。その思いに代表も共感しました」

清原氏は執行猶予中の身も…「反対意見は出なかったです」

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