パの「月別最優秀防御率投手」は? オリ山本由伸が唯一人複数回獲得
顔触れが異なる月間MVP受賞投手、鷹千賀が5、6月に連続受賞
続けて、今季の「大樹生命月間MVP賞」を受賞したパ・リーグの投手たちを、以下に紹介していきたい。
3、4月:有原航平投手(日本ハム)
月間成績:5試合 4勝0敗 35回 35奪三振 防御率0.51
シーズン成績:同上
5月:千賀滉大投手(ソフトバンク)
月間成績:5試合 3勝1敗 36回 43奪三振 防御率1.75
シーズン成績:26試合 13勝8敗 180回1/3 227奪三振 防御率2.79
6月:千賀滉大投手(ソフトバンク)
月間成績:4試合 3勝1敗 25回 31奪三振 防御率2.88
シーズン成績:同上
7月:山岡泰輔投手(オリックス)
月間成績:5試合 3勝1敗 32回 37奪三振 防御率3.09
シーズン成績:26試合 13勝4敗 170回 154奪三振 防御率3.71
8月:ブセニッツ投手(楽天)
月間成績:14試合 1勝0敗11ホールド 13回 9奪三振 防御率0.00
シーズン成績:54試合 4勝3敗28ホールド 51回 45奪三振 防御率1.94
9月:ニール投手(西武)
月間成績・シーズン成績:同上
このように、月別最優秀防御率と月間MVPが一致したのは、3・4月の有原と、9月のニールの2人のみという結果になった。月間MVPの選考においては、防御率のみならず、勝ち星や登板試合数、奪三振数といった要素も重要視される。また、8月にブセニッツが受賞していることからもわかる通り、先発だけでなくリリーフも選考の対象としている。そのため、該当する月の防御率が最も優れている投手が受賞できないケースも決して少なくはない。