楽天寺岡、2軍チーム最多登板を自信に 「ファームで投げた試合数に近い数を1軍で」
契約更改では20万円アップの520万円でサイン
楽天の寺岡寛治投手は20日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、20万円アップの520万円でサインした(金額は推定)。
2年目の今季は育成契約でスタートしたが、7月28日に支配下登録された。8月4日のロッテ戦でプロ初登板。7回から3イニングを投げた。7、8回と140キロ後半の力のあるストレートで無失点に抑えたが、9回に代打・清田に3ランを浴びた。「1軍の舞台を経験するというのが一番大事だと思ったので、その舞台を1回でも経験できたのは成長につながるんじゃないかなと思います」と来季につなげるつもりだ。
イースタン・リーグではチーム最多の51試合に登板。勝ちパターンで投げることが多く、球団からは「来年は1軍の舞台で経験を生かし、1年間、やり通してほしい」と言われたという。寺岡自身も「今季、ファームで投げさせていただいた試合数に近い数を、今度は1軍で投げられたらいいなと思います」と来季の目標を話した。強気の投球を武器に、3年目の1軍定着を目指す。
(高橋昌江 / Masae Takahashi)