かつての「日本キラー」韓国代表左腕がメジャー挑戦へ 米メディア伝える
韓国通算136勝の金廣鉉がポスティングシステムを利用してメジャー挑戦へ
韓国プロ野球(KBO)のSKワイバーンズの左腕、金廣鉉(キム・グァンヒョン)投手がポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー挑戦すると米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーモア」が伝えた。
31歳のキム・グァンヒョンは今季は17勝(6敗)を挙げるなど通算136勝。08年に16勝を挙げてMVPを獲得。同年の北京五輪では予選と準決勝の日本戦で先発。2度好投して金メダルへ導いた。11月の「第2回 WBSC プレミア12」でもチームの準優勝に貢献した韓国球界を代表する左腕だ。
14年オフにポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を表明。しかし、最高入札額200万ドルを付けたパドレスとの交渉はまとまらず、SKに残留している。「トレード・ルーモア」は「大リーグ球団がどれだけ積極的に獲得に乗り出すかはわからない。しかし、柳賢振、マディソン・バムガーナー、コール・ハメルズ、ダラス・カイケルら先発左腕市場に影響を与えるだろう」と予測している。
(Full-Count編集部)