DeNA今季“名場面”の舞台裏 エスコバーが覚えた新日本語、上茶谷は今永に“タメ口”
山崎がエスコバーに教えた「オトコハダマッテナゲルダケ」以外の言葉とは?
DeNAは24日、横須賀スタジアムなど複数施設でファンフェスティバルを行った。今永昇太投手、山崎康晃投手、三嶋一輝投手、石田健大投手、上茶谷大河投手はトークショーに登場。今季の名場面の舞台裏が明かされた。
トークショーは「オトコハダマッテナゲルダケ」というタイトルで行われた。これは今季活躍したエドウィン・エスコバー投手がお立ち台で発した名言だが、当時これを仕込んだのはエスコバーと同級生だという山崎で、「すぐ日本語覚えちゃうんですよ。他にもありますよ、『日本海大荒れ』とか」と明かした。
今季は中継ぎ、先発とフル回転だった石田は「先発の時は(登板前は)毎晩カレーを食べていた。中継ぎでやったらえらいことになる」とルーティンを封印してブルペンに入っていたという。さらに今季は何度もお立ち台に上がったが、5連敗を止めた試合では「チームが連勝していたので」とコメント。勘違いを球場の静けさから悟ったといい「絶対忘れないですよ。その後の言葉は何も覚えてないです」と汗をかいた。
また山崎のツイッターの舞台裏にも言及。「第2回 WBSC プレミア12」前に投稿したツイートについて話題が振られた。投稿では美容院に行った際に今永に遭遇したことを報告していたが、今永は「お店に入ったら1人だけ違う感じの人がいて、『いらっしゃいやせいっ』って絶対美容師さんじゃないでしょって声が聞こえて、振り向いたら(山崎が)いたんですよ」と当時の様子を伝えた。
ルーキーながら先発として今季25試合で7勝6敗、防御率3.96とチームを支えた上茶谷は、その勝利を導いた強心臓っぷりを発揮。隣に座る今永に対し「昇太は…」とまさかの呼び捨て。今永は3つ年上だというが「なぜか(上茶谷は)2歳上くらいで話してくる」と今永。上茶谷は1年目を支えてくれた先輩の助言について問われると、「東(克樹)さんとかは辛抱強く投げていけと言ってくれて、昇太はふざけ半分でアドバイスくれた。嬉しかったです」と“タメ口”で会場を沸かせた。
(臼井杏奈 / Anna Usui)