大谷翔平がイチロー氏から得た「自信」 草野球“初対戦”は「恐れ多いです」

単独インタビューに応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:小倉元司】
単独インタビューに応じたエンゼルス・大谷翔平【写真:小倉元司】

右肘のトミー・ジョン手術明け、投手復帰1年目へ「不安よりは早く戻りたい気持ちが強い」

――現在のリハビリの状況は。11月中旬にエプラーGMはキャッチボールで150フィート(約45.7メートル)を投げていると話していた。

「だいぶやれることは増えましたね。ランニングは今日も帰ってからやりますし、有酸素運動もできるようになっている。下半身はほぼ問題ないんじゃないかなと思いますね。あとはブルペンで投げてという感じじゃないかなと。1回、12月、1月ぐらいで(リハビリが)1回切れると思うので、そこまでしっかり上げて」

――痛み、違和感はまったくないか。

「そうですね。強度が上がればもちろん、張りとかは出ますけど。筋トレとかもそうですけど、普通のことなので。打者に投げるまで続くんじゃないかと。それだけ強度が上がるので。ブルペンで思い切り投げるのと、打者に思い切り投げるのは違いますし、それはその都度その都度(で張りが出るん)じゃないかなと思います」

――ブルペンでの投球を再渡米後に再開する。どのくらいのペースで行うのか。

「1日置きぐらいで投げると思います。(まだ具体的なメニューは)何も言われてないです」

――リハビリをやっている中で球速が戻らないなど不安はあるか。

「どうですかね。不安よりかは早く戻りたいなという気持ちが強いと思います。どのレベルで戻るということではなくて、まず戻ってから。そこで出る課題が大事だと思う」

――むしろ楽しみが大きいか。

「不安はもちろんありますけど、早くやってみたいなと。楽しみとかでなくて。楽しいかも分からないし、楽しくないかも分からないですが、やっぱり試合で投げてからだと思う。そこまで(状態を)早く持っていきたいなという気持ちが強いかなと思います」

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