オリ増井、現状維持の3億円でサイン 来季は守護神で200S目指す「直球をもう1度見直す」
今季は開幕から守護神も不振で2軍落ち、終盤はセットアッパーで起用
オリックスの増井浩俊が26日、契約更改交渉を行い現状維持の年俸3億円でサインした。来季は4年契約の3年目となる(金額は推定)。
今季は開幕から不調が続き、2度の2軍落ちを経験し8月中旬からはセットアッパーを務めた。53試合に登板したが1勝4敗、18セーブ、14ホールド、防御率4.83と悔しい1年となった。プロ野球史上2人目の150ホールド&150セーブを達成したが「失点、被打率が高かったので悔しいシーズンでした」と語った。
今季は自慢の真っすぐが打たれ、走者を返す場面も多く「直球をもう1度、見直して。強いストレートを投げられるようにしたい。体のキレを、スピードを出せるように」と、今オフは直球の質を改善させることを目標に掲げた。
ここまで通算163セーブ、152ホールドをマークする右腕は「1番投げたいのは抑えのポジション。ここまで積み上げてきたものもある。200セーブはいきたい思いは強い」と、史上7人目の通算200セーブを目指していく。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)