ロッテ移籍決断の福田、鷹ファンに感謝と“誓い”「4年後、FAを再取得した時に…」
FAでロッテ移籍を決断「野球選手生活を悔いなく終わらせるために」
ソフトバンクからFA宣言し、ロッテへの移籍を決めた福田秀平外野手が、ファンに別れを告げた。決断を下した26日、ソフトバンクのオフィシャルレポーターの加藤和子さんが本人のメッセージ動画を公開。福田は「また4年後、FA再取得した時にホークスに獲ってもらえるように」と誓っている。
宣言残留を認めているソフトバンクのほか、ロッテ、ヤクルト、西武、楽天、中日と5球団が名乗りを挙げた福田争奪戦。26日にロッテ移籍を決断した福田は動画の中で「13年間、みなさん温かいご声援、ありがとうございました。振り返ると本当に怪我が多かったんですけど、そのたびに色々な方から励ましの言葉をいただいたりとか、それをなんとかこういうFAを取ることもできましたし、周りに支えてもらったなと思います」と振り返った。
さらに「監督、コーチはじめ、チームのスタッフのみなさんとかチームメートと離れるのは正直寂しいですけど、野球選手として、残り何年できるか分からない野球選手生活を悔いなく終わらせるために、ちょっと挑戦していきます」と続け、最後には「また4年後、FAを再取得した時にホークスに獲ってもらえるように今後より一層努力していきたいと思います。ファンの皆様、13年間、ありがとうございました」と決意を明かした。
ロッテ移籍の決め手として「最後は鳥越さんという存在ですね」と、2018年からロッテでコーチを務める鳥越裕介コーチの存在を挙げていた福田。心から慕うコーチのもとで、新たなスタートを切る。