元ロッテ監督バレンタイン氏の“笑撃”変装に再脚光 MLB公式「伝説が生まれた」
退場処分を告げられると、サングラスや口髭などをつけてベンチ通路へ“出没”
ロッテやレンジャーズ、メッツ、レッドソックスで監督を務めたボビー・バレンタイン氏が再び脚光を浴びている。MLB公式サイトはメッツ史上「面白かったシーン」を6つ紹介。メッツ監督時代のバレンタイン氏の変装を一番最初に取り上げている。
記事は「変装したボブ」とのタイトルで1999年6月9日の試合の1シーンを詳報している。「ブルージェイズ戦の12回に捕手マイク・ピアッツァが妨害したと判定された時、ボビー・バレンタイン監督は球審のランディ・マーシュ氏と激しく口論し、退場処分を受け、それが終わりのはずであった」と説明。「すぐにテレビカメラはダグアウトへの通路で違う帽子を被りサングラスと口髭をつけたバレンタイン監督をとらえた」と続けている。
さらに「コスチュームは実況のハウィー・ローズ氏を大いに笑わせたが、バレンタイン監督は2試合の出場停止処分と罰金5000ドル(約54万円)を課せられた。バレンタイン監督はダグアウトへの階段に立っていただけで、ダグアウト内に戻っていないと主張した。いずれにせよ、レジェンドが生まれた」と振り返っている。
ロッテでもさまざまなパフォーマンスでファンを沸かせたバレンタイン氏。その中でも変装劇は出色の出来栄えだった。