ハム清宮、1800万円からアップ更改 一問一答、来季へ「チームを引っ張る存在に」
球団事務所で契約更改交渉「清宮なくして優勝はなかったと言っていだけるように」
日本ハムの清宮幸太郎内野手が27日、札幌の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季推定年俸1800万円を上回るアップ提示を受けてサインした。
3月に右手有鈎骨を骨折して出遅れた今季は、5月24日に1軍昇格し、8月には故障で戦線離脱した中田翔内野手に代わって10試合4番にも座った。81試合に出場して打率.204、33打点、7本塁打。新人だった昨季の成績(53試合、打率.200、18打点、7本塁打)を上回った。
会見での一問一答は以下の通り。
――サインはしたか?
「はい」
――アップかダウンか?
「アップです」
――球団からのアップ提示をどう受け止めたか。
「なかなかチームに貢献できていないですし、ケガで出遅れもありましたし、本当にこのような評価をしていただいて嬉しい限りです」
――球団からの言葉で印象に残っていることは。
「来年期待していると言っていただきましたし、チームを引っ張っていってくれと言われましたので、その言葉です」
――今季はどんなシーズンだったか。
「悔しいの一言だったかなと思っています」
――オフのテーマは。
「まず春のキャンプをフルで100%で過ごすというところがまず最初のところかなと思いますし、ケガをしないように体づくりをできればなと思います」
――3年目を迎える来季の抱負を。
「ここ2年思うような数字を残していないので、シーズンが終わったら堂々と胸を張れる成績を残せればと思います」
――来季はチームの中でどんな役割を担いたいか。
「チームを引っ張る存在でありたいと思いますし、清宮なくして優勝はなかったと言っていだけるように活躍ができればなと思っています」
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)