ヤ軍が“不良債権男”への支払い義務28億円を拒否? 鍵握る医師が米メディアに証言
禁止薬物に関して調査を受けているとの一部報道にも反論
「私が知る限り、(ヤンキースは)全く反対していませんでした。私がヤンキースから求められたことは、禁止薬物を把握しているか、それについて書面を提出することだけでした。(その時点では)ヤンキースとの連絡はそれだけでした」
このようにも語っているブーケット医師。だが、ニューヨークの地元紙「デイリーニューズ」はMLBがプログレッシブ・メディカル・センターを禁止薬物の件で調査していると報じており、これに反論するように「炎症を起こしている人にアナボリックステロイド(筋肉増強剤)を投与すると、表面上は症状が緩和されたように見えるかもしれません。しかし、根本的な問題は大きくなります。実際は害の方が大きいのです」とも話したという。
ヤンキース側の主張や薬物への疑惑などに一定数反論する形になった今回のインタビューだが、依然として決定打とは言い難く、球団も真っ向から対立する形となった。複雑な展開になったこの問題はますます注目を集めそうだ。
(Full-Count編集部)