MVPの森友哉が西武の新選手会長に就任 24歳と異例の若さ「『えっ』と…」
増田から引き継ぎ「しゃべりが下手なので、それだけが唯一嫌」
西武の選手会納会が28日、箱根町で行われ、新選手会長に森友哉捕手が就任することが決まった。24歳と異例の若さでチームをとりまとめる大役を担うことになった。
2018年から2年間の任期を終え、後任に森を指名した増田は「チームも若い子が増えてきたので、若い子の意見を取り入れてほしいと思った」と指名の意図を説明。森は「(聞いた時には)『えっ』と思いましたけど、後輩たちが言いやすい環境を作っていきたい」と若手主体のチームの意見箱として、その役割を全うする。
今季は正捕手として135試合に出場し、首位打者に輝くなどキャリアハイの成績をマークした森。パ・リーグの最優秀選手にも選ばれたが、「しゃべりが下手なので、それだけが唯一嫌ですね」と苦笑い。今季まで選手会長を務めていた増田は任期2年でいずれも優勝し、祝勝会での乾杯の音頭も経験。「どうせなら(乾杯の音頭を)してみたい」と意気込んだ森。プレーと人望で、チームを3連覇に導く。
なお、2020年の選手会役員は以下の通り。森は球団を通じて「初めての経験でわからないことばかりですが、みんなで協力して頑張りたいと思います」ともコメントを発表した。
◯会長:森友哉
◯副会長:平井克典、山川穂高
◯会計:高橋光成
◯書記:岡田雅利
(安藤かなみ / Kanami Ando)