菊池雄星のメジャー初完封に「もっと見たい」 MLB公式のマ軍2019年“特別賞”
完封はあったものの後半戦は防御率6.25「自信と投球リズムを失っているよう」
マリナーズの菊池雄星投手は、今季32試合に先発し、6勝11敗、防御率5.46の成績でメジャー1年目を終えた。苦戦のシーズンとなったが、8月にはメジャー初完封をマーク。MLB公式サイトは、2019年マリナーズの最高の勝利5選で“特別賞”に選んでいる。
菊池がメジャー初完封を飾ったのは8月18日(日本時間19日)の敵地ブルージェイズ戦。2安打8奪三振1四球の内容でわずか96球で封じた。記事では「これはマリナーズがもっと見たいと期待しているキクチである。彼はリラックスし、アグレッシブな若いブルージェイズ打線を打ち取った」と、この試合を振り返っている。
完封勝利はあったものの、後半戦は2勝5敗、防御率6.25で終えた菊池。「違う国での1年目で適応しなければならないことも多く、キクチは厳しい結果となった後半戦で自信と投球リズムを失っているようだった」。日本時代のような投球を披露することはできていなかった。
記事では「この試合で見られた90マイル台半ばの直球とペースを安定させることができたら、今後マリナーズにとって大きな後押しとなるだろう」と指摘。来季は好調時の投球を再現することができるか注目が集まる。
(Full-Count編集部)