清原氏、東尾氏とのトークショーで“秘話”を披露 「それでFAして巨人に…」
監督務める「ワールドトライアウト」で実現、日本シリーズの清原氏号泣エピソードも…
公開トライアウト「ワールドトライアウト2019」が30日に神宮球場であり、監督を務めた清原和博氏が、試合の合間に元西武監督の東尾修氏とともにトークショーに登場。同僚としても選手と監督としても共にプレーした2人は、現役時代の微笑ましい”珍思い出”に花を咲かせた。
東尾氏との思い出を聞かれた清原氏は、笑いながら「東尾さんには助けらたことがありまして」と回顧。春季キャンプ前日に門限破りをして多額の罰金を課せられたという”やんちゃ”な思い出に触れ「東尾さんに監督と交渉してもらって罰金が半額になりました」と苦笑を浮かべながら振り返った。
2人は、1987年の巨人との日本シリーズで、日本一を目前にした9回に清原氏が守備位置で号泣していた話などでも盛り上がった。東尾氏が監督だった1997年に巨人にFA移籍したことについて清原氏は「監督としての立場だったら、東尾さんは僕を使いづらいだろうなと思ってましたし、東尾さんが監督なので、打てないと責任が3倍にも5倍にもなって……。それでFAして巨人に行きました」と冗談めかして語った。
この日の会場となった神宮球場は、清原氏にとって2000安打を放った地でもあり「神宮球場に入れたのはうれしい。特別な思いがありますね」と感慨に浸る場面もあった。
(小西亮 / Ryo Konishi)