メジャー挑戦の西武秋山、ファン感で“惜別スピーチ”「海外で勝負したい」
ファンに改めて感謝「『頑張れ』というみなさんの声援を受けて、ここまでやってきた」
海外FA権を宣言し、今オフのメジャー挑戦を目指している西武の秋山翔吾外野手が30日、西武園ゆうえんちで行われたファン感謝イベント「LIONS THANKS FESTA 2019」に参加。ファンに“別れ”を告げ、メジャーでの活躍を誓った。
クロージングセレモニーでマイクの前に立つと「今までカッコいい応援歌に『頑張れ』というみなさんの声援を受けて、ここまでやってきて、新たな最高峰と呼ばれる舞台で戦いたいと思う意識が強くなり、FA宣言をして、海外で勝負したいと思うようになりました」と胸の思いを明かした秋山。さらに、「今の段階では何も決まっていないので、どうなるか分からないので、しっかりした言葉にはできませんけども、これまで育てていただいたファンのみなさん、球団関係のみなさんに感謝して、より応援していただけるように頑張りたいと思います。今日はありがとうございました」と話し、ファンから大きな拍手を浴びた。
秋山は今季143試合に出場して打率.303、20本塁打、62打点を記録。179安打で最多安打のタイトルを獲得し、チームのリーグ連覇に貢献した。シーズン後は野球日本代表「侍ジャパン」に選出されたものの、直前の試合で骨折。「プレミア12」には出場できなかったが、日本の試合を観戦に訪れるなどチームと“共闘”し、世界一に輝いた後にはシャンパンファイトにも参加した。
(Full-Count編集部)