田中将大らに計430億円“投資” 13年オフのヤ軍補強、“不良債権男”獲得は「汚点」!?

契約解除のエルズベリーには酷評「結果的に“汚点”となった」

 一方で、名門球団でもリーダーシップを発揮したマッキャンに対する見方はやや厳しく、度重なる負傷などで完全に“不良債権化”して今オフに契約を解除されたエルズベリーに至っては酷評が並んでいる。

「タナカ以外に関して言えば、ヤンキースが再び(プレーオフで戦えるほどの)強豪へと返り咲くことができたのは、2013年オフに巨額の投資をすることになったFA選手たちよりも、若き才能たちによる活躍による部分が大きい。エルズベリーの契約は結果的に“汚点”となった。怪我と不振に悩まされ、エルズベリーは1年2600万ドル(約28億5000万円)の契約が残った状態で契約解除となった」

 田中の活躍がなければ、完全な“補強失敗”との評価を下される年になっていたかもしれない。長期契約が主体の現在のメジャーでは、大型補強が“賭け”となりつつある。契約が正当な額だったと評価される田中のようなケースは今後も少なくなってしまうのだろうか。

(Full-Count編集部)

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