際立つソフトバンク&楽天の外国人 下位3球団は苦戦…12球団助っ人診断パ編

鷹はグラシアル、デスパイネ、モイネロ、楽天はブセニッツ、ブラッシュらが高いレベルで活躍

○ソフトバンク
【投手】C
スチュワートJr. 1軍登板なし
ミランダ 18試合7勝5敗0S0H 6QS 防4.19
モイネロ 60試合3勝1敗4S34H 防1.52
バンデンハーク 3試合2勝0敗0S0H 2QS 防3.12
サファテ 1軍登板なし
スアレス 9試合0勝4敗0S0H 0QS 防5.74
【野手】A
グラシアル 103試合373打数119安28本68点 率.319
コラス 7試合18打数5安1本2点 率.278
デスパイネ 130試合448打数116安36本88点 率.259

 8人も外国人が支配下に登録されたソフトバンク。その助っ人勢の働きもまずまずだったと言えるだろう。投手陣ではモイネロがキューバ代表活動での離脱がありながら、60試合に投げて防御率1.52。グラシアルも103試合の出場ながら28本塁打、打率.319と不可欠な存在となった。

 デスパイネも36本塁打を放って打線の核として活躍した。惜しむらくは4枠ある最後の1枠。ミランダは7勝をマークしたが、投球は不安定だった。バンデンハークは故障のために3試合の登板に終わり、サファテは手術を受けた股関節の状態が上がらずに米国へ帰国し、1軍登板無しに終わった。

○楽天
【投手】B
ブセニッツ 54試合4勝3敗0S28H 防1.98
ハーマン 50試合5勝3敗0S21H 防3.04
宋家豪 48試合3勝2敗0S24H 防2.18
【野手】 B
ウィーラー 117試合411打数100安19本67点 率.243
ブラッシュ 128試合426打数111安33本95点 率.261
ヒメネス 1軍出場なし

 3位に食い込み、クライマックスシリーズ 進出を掴んだ楽天。助っ人勢も上々の働きを見せたシーズンだった。投手陣ではブセニッツがセットアッパーとして防御率1.98と安定した投球を見せ、ハーマン、宋家豪も中継ぎとしてまずまずの成績を残した。

 野手でも新助っ人のブラッシュが大きな働きを見せた。チームトップで歴代外国人最多となる33本塁打を放ち、95打点と好成績を残した。ウィーラーは苦戦の1年に。打率.243は来日5年目で最低の成績だった。

日本ハム、オリックスは助っ人の目立った活躍はなし

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