西武中村、大幅増の3億5000万円でサイン! 「それなりにチームに貢献できた」
今季は123打点で4度目の打点王を獲得、9000万円増の3億5000万円で更改
西武の中村剛也内野手が2日、所沢市内の球団事務所で契約更改交渉を行い9000万アップの年俸3億5000万円でサインした。(金額は推定)
チームの2連覇に大きく貢献した中村が大幅アップでサインした。今季は8月中旬から4番に返り咲くと、4年ぶりに30号本塁打を達成するなどホームランキングらしく豪快な一発で打線をけん引。球団からは「よく頑張ったと言ってもらった」とシーズンの活躍を評価された。
自身3度目となる120打点もクリアし、終わってみれば123打点で4度目の打点王に輝いた。特に満塁での勝負強さは圧巻で、32打数で17安打4本塁打を放ち打線の軸として大暴れ。「打点王とれたし、リーグ優勝もできた。それなりにチームに貢献できた」と納得の表情。リーグ2連覇に貢献した中村の働きを球団も大幅アップで評価した。
7月19日のオリックス戦で(メットライフ)で増井からプロ野球史上20人目となる通算400号サヨナラ本塁打を放ち、球史にその名を刻んだ中村。再び4番として復活した大砲だが「4番へのこだわりはとっくに捨てている。言われたところでしっかり結果を残すだけ」と語り、来季の活躍を誓った。