西武岡田、130万円増の3000万円でサイン 背番号「2」に笑顔「一桁は憧れの番号」
ケガで離脱しチームはリーグ連覇を果たし「来年は自分がいて強くなるように」
西武の岡田雅利捕手が2日、所沢市内の球団事務所で契約更改交渉を行い130万円アップの年俸3000万円でサインした(金額は推定)。来季から背番号が「37」から「2」に変更することになっており、「一桁は憧れの番号。銀仁朗さん(炭谷)も37から2になった。ありがたい番号なので、意気に感じてやっていきたい」と語った。
会見場に笑顔で登場した岡田は「しっかり押しました。3000万ちょうどです」とご満悦。8月に左親指と左膝の手術を受けリハビリを行ってきたが、現在はランニングをこなせるまでに回復したといい「2月のキャンプは万全でいけます。120パーセント(の状態)で現れたい」と来季に向けて完全復活をアピールした。
チームは岡田が離脱した8月以降に投打が噛みあい出し、一気に逆転優勝。「僕がケガをしていなくなってからチームが強くなったので、来年は自分がいて強くなるように」と複雑な心境も吐露した。さらに同期入団の森が今季のパ・リーグMVPに輝いたことを受け、「テレビで見ていても、置いて行かれたなと思った」と同じ捕手として感じた悔しさも口にしたが、「森を脅かす存在でありたい」と控え捕手に甘んじず挑み続ける姿勢を見せていた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)