BC栃木が選手兼コーチで成瀬の獲得を発表 ロッテ入団時の背番号「60」で再出発
本拠地のある小山で再出発 今季はロッテ時代の同僚・西岡も在籍
ルートインBCリーグの栃木は3日、オリックスから戦力外通告を受けた成瀬善久投手を選手兼、ピッチングコーチとして入団したことを発表した。成瀬は栃木ゴールデンブレーブスの本拠地のある小山市出身。ロッテ入団時に付けた「60」を付けて、故郷で再出発することになった。
成瀬は小山市内の中学校を卒業後、名門・横浜高に進学し、甲子園にも出場。04年からロッテでプレーし、07年に最優秀防御率などを獲得。15年からはヤクルトに移籍。昨年はオリックスでプレー。NPBでは通算96勝を挙げた。
球団を通じて「この度、栃木ゴールデンブレーブスより声をかけていただき、地元である栃木で野球をさせていただくことになりました。これから多くの地域貢献と、野球の魅力をたくさんの子供たちに伝えていきたいと思います。また、地域の皆さまと多くの喜びを分かち合えるよう頑張ります。よろしくお願い致します」とコメントを発表した。今年はロッテ時代の同僚の西岡剛内野手もプレーしていたとあり、西岡が来季も残留すれば、かつてのロッテの投打の名選手のプレーが栃木で見られるかもしれない。
(Full-Count編集部)