楽天渡邊佑が30万円減の920万円で契約更改 2年目の今季は1試合登板

契約更改に臨んだ楽天・渡邊佑樹【写真:高橋昌江】
契約更改に臨んだ楽天・渡邊佑樹【写真:高橋昌江】

今年7月25日の西武戦で1軍デビュー、1回を無失点

 楽天の左腕・渡邊佑樹投手が3日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、30万円減の920万円でサインした(金額は推定)。

 大卒2年目の今季、7月25日の西武戦で1軍デビューを果たした。1-5で迎えた9回に登板。先頭の秋山、続く源田と左打者に連続四球を与えたが、外崎、山川、中村と右のクリーンアップから3者連続三振を奪った。

 「左投手として左打者を抑えられなかったのは課題」。1軍での登板はこの試合のみ。シーズン後半はチェンジアップを磨きなおし、イースタン・リーグやフェニックス・リーグで試した。「バッターが対応しきれていない部分もあったので、そこは収穫かなと思います」と手応えを得ている。

 3年目となる2020年シーズンを「勝負の年」と位置付ける。「先発ならローテーションに入りたいですし、中継ぎでも40、50試合を目標に頑張っていきたいです」。1軍定着を目指し、自主トレでは1年間を戦い抜く体力強化に励む。

(高橋昌江 / Masae Takahashi)

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