広島菊池涼は「FA二塁手のライバルが多い」 MLB公式が展望、締め切り1月3日朝
広島菊池涼のポスティングシステム手続きの完了、MLB公式「FA市場には二塁手が多い」
メジャー挑戦する広島・菊池涼介内野手のポスティングシステム(入札制度)の申請手続きが完了したとMLB公式サイトが伝えた。
MLBが全30球団に契約可能選手として通知。米東部時間3日午前8時(日本時間3日午後10時)から譲渡金を支払う意思を持つ球団と30日間交渉できる。MLB公式は「この二塁手は火曜日(3日)の朝の時点で全MLB球団が獲得可能になった。この29歳とMLB球団の交渉期限は2020年1月2日午後5時(米東部時間)までとなる」と伝えた。
菊池涼は12年ドラフト2位で広島入りし、13年から7年連続でゴールデングラブ賞に輝いた。MLB公式は「守備のスペシャリストとして知られるキクチは、2019年にカープで138試合に出場し、打率.261、出塁率.313、長打率.406、36二塁打、13本塁打。22歳だった2012年以降、広島での8シーズン通算で打率.271、出塁率.315、長打率.391を記録した」と打撃成績を紹介した。
今オフのFA市場は二塁手が豊富。「ジョナサン・スコープ、シーザー・ヘルナンデス、ジェイソン・キプニス、ブライアン・ドージャー、ウィルマー・フローレス、エリック・ソガード、スターリン・カストロ、ベン・ゾブリストなど、FA市場には二塁手が多く、球団と契約する点でキクチにはライバルが多い」と伝えた。米メディアでも名手・菊池涼がどのユニホームでプレーするのかに注目が集まっている。
(Full-Count編集部)