鷹・加治屋、700万円減も納得サイン 昨オフ4.8倍も…「1年通して1軍にいられなかった」
今季は30試合の登板で3勝1敗6ホールド、防御率6.00に終わる
ソフトバンクの加治屋蓮投手が4日、ヤフオクドーム内で契約更改交渉を行い、700万円減の年俸4100万円でサインした(金額は推定)。
昨季は球団最多タイ記録となる72試合に登板して、大幅アップを勝ち取った加治屋だが、春季キャンプは右肩の違和感を抱えてのスタート。開幕には間に合ったが、5月16日に抹消されると、その後も登録と抹消を繰り返しに。30試合で3勝1敗6ホールド、防御率6.00の成績で終わった。
「中継ぎとして最低ラインの30試合を投げたことと3勝という部分は評価してもらった」としう加治屋はダウン提示にも納得。「1年通していられなかったことは悔しいですが、30試合できたことをプラス要素にしてオフにつなげたい」と前を向いた。
「(昨季の)疲労が抜けなかったというよりは、キャンプで投げる量が少なかった。そのままシーズンに入ってしっくりこない1年になった」と反省。このオフは筑後でしっかりと投げ込む考えでいる。「いい意味で今年は今年、来年は来年と割り切っていく。まずは結果を出して信頼を得て、最終的に8回を投げることが目標」と、来季の勝ちパターンへの復帰を誓った。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)