来季FA権取得の西武増田、1.9億円更改も複数年契約を固辞「1年1年が勝負」

契約更改に臨んだ西武・増田達至【写真:安藤かなみ】
契約更改に臨んだ西武・増田達至【写真:安藤かなみ】

自身初30セーブ、9000万円アップの年俸1億9000万円で契約更改した

 西武の増田達至投手が4日、所沢市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、9000万円アップの年俸1億9000万円でサインした(金額は推定)。順調にいけば来季中に国内FA権を取得する見込みで、複数年契約を結ぶかどうかが注目されていたが、来季は単年契約で勝負をかけると明かした。

 昨季は2軍落ちを経験するなど悔しいシーズンを送ったが、今季は直球とスライダーに加えてフォークを習得し復活。自身初の30セーブを挙げるなど、チームの守護神として君臨した。優勝を決めた9月24日のロッテ戦(ZOZOマリン)では9回を締め胴上げ投手に。増田は球団から複数年契約を提示されたが、これを固辞。「1年1年が勝負。今年は1日1日と思っていい結果が出たので、そういう気持ちで決めた」と胸中を明かした。

 順調にいけば来季中に国内FA権を取得する見込みとなっているが、「(FA権とは)関係ない。1年1年勝負する気持ちで」とあくまで単年で勝負する考えを強調した。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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