大谷翔平、MLB公式の移籍してほしくない選手9位に「ほぼ全球団が二刀流に関心」
1位は3度の世界一に貢献し、来季で13年目を迎えるジャイアンツのポージー
MLB公式サイトは「他のユニホーム姿を見たくない9人のスター」を特集。来季からの二刀流復活を目指すエンゼルスの大谷翔平投手が9位に選出されている。
記事では「トレードされるべきでも、チームを去るのを認められるべきでもない9人の選手は以下のとおり」と9選手を紹介。1位にはジャイアンツのバスター・ポージー捕手が選ばれた。ポージーは2008年にドラフト1巡目(全体5位)で指名されると、2010年にチームを56年ぶりの世界一に導いて新人王を獲得。2012年には打率.336の活躍で再び世界一に輝いてMVPを受賞。2014年には5年で3度目の世界一となり、来季はジャイアンツで13シーズン目を迎える。
大谷はエンゼルスに加入してまだ2シーズンしかプレーしていないにも関わらず異例の選出。地元のファンにいかに愛されているかがわかる結果となっている。記事では「我々はエンゼルスがローテーションを刷新し、トラウトにプレーオフでプレーするチャンスを与えることを楽しみにしている」と、スーパースターのトラウトとともにエンゼルスを6年ぶりのポストシーズン進出に導く活躍に期待している。
一方で「しかし、オオタニのキャリアがどうなるかを見るのも楽しみにしている。ほぼ全球団が本物の二刀流を育成する考えに関心を示している時代において、この男はそれをやり遂げる能力を持っているかもしれない」と他球団に移っても活躍できる可能性を秘めていることに言及。まずは「2019年はトミー・ジョン手術を受けたために登板できなかったが、2018年はそのように見えた。彼は2020年にまた注目すべき選手となる」と二刀流の復活を待ち望んでいる。
エンゼルスは来季から新指揮官としてジョー・マドン氏を招聘した。“名将”が二刀流を復活させる大谷をどのように起用するかにも注目が集まっている。
【MLB公式選出「他のユニホーム姿を見たくない9人のスター」】
1 バスター・ポージー(ジャイアンツ)
2 ジョージ・スプリンガー(アストロズ)
3 マット・チャップマン(アスレチックス)
4 マット・オルソン(アスレチックス)
5 フレディ・フリーマン(ブレーブス)
6 クリス・ブライアント(カブス)
7 ヤディアー・モリーナ(カージナルス)
8 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
9 大谷翔平(エンゼルス)
(Full-Count編集部)