エンゼルス、2050年までアナハイム市を本拠地に 新球場建設の可能性も
2029年までだった当初の契約を昨年10月に破棄、本拠地移転の可能性も浮上していた
エンゼルスは4日(日本時間5日)、2050年までアナハイム市を本拠地とすることで同市と合意した。MLB公式サイトなど米メディアが報じた。アナハイム市議会が12月19日に正式に承認する。
MLB公式サイトによれば、エンゼルスが本拠地エンゼルスタジアムと周辺の土地を3億2500万ドル(約354億円)で買い取る。スタジアムの改修や、仮に新スタジアムを建設するとなっても、同市は金銭を負担しないという。契約は2050年までで、2065年まで延長できるオプションも付帯しているという。
エンゼルスとアナハイム市の当初の契約は2029年までとなっていたが、昨年10月にこの契約をエンゼルス側が破棄して本拠地移転の可能性も浮上していた。
エンゼルスのオーナーであるアート・モレノ氏は声明を発表し「エンゼルスがアナハイムに留まれるように動いていただき、市長のリーダーシップに感謝いたします。50年以上に渡り、ここを本拠地としています。本日は勝てるチームを作り、ファンの満足度を高める将来への投資の第1歩です」と語っている。
(Full-Count編集部)