西武新助っ人スパンジェンバーグは米ドラ1野手 2017年にはマエケンから1試合2発

前ブルワーズのコーリー・スパンジェンバーグ【写真:Getty Images】
前ブルワーズのコーリー・スパンジェンバーグ【写真:Getty Images】

メジャー通算419試合出場、2017年に13本塁打の実績のあるメジャーリーガー

 西武は6日、来季の新助っ人として前マリナーズ傘下のショーン・ノリン投手、前ブルワーズのコーリー・スパンジェンバーグ内野手と来季の選手契約に合意したと発表した。注目はスパンジェンバーグ。2011年のドラフト1巡目(全体10位)で指名された有望株だった。

 インディアナ州立大からパドレスに1巡目指名されたスパンジェンバーグは2014年にメジャーデビュー。メジャー2年目の2015年には108試合に出場し、規定打席には届かなかったものの、打率.271をマークした。2017年にはキャリアハイとなる129試合に出場し、打率.264で13本塁打。8月13日(日本時間14日)のドジャース戦では前田健太投手から1試合2本塁打を放っており、長打力も期待できる。

 ブルワーズに移籍した今季は32試合の出場に終わったものの、メジャー通算419試合出場を誇るメジャーリーガー。キャリアを通じて一塁と捕手以外の全ポジションを経験。ちなみに投手としても2018年に2試合に登板している。今季も二塁、三塁、遊撃、外野で守っており、どこでも守れるユーティリティーさも武器となる。

 本職は内野手ではあるものの、西武の内野陣は山川、外崎、中村、源田と充実の陣容を誇る。一方で外野手は秋山が海外FA権を行使してメジャー挑戦を目指しており、外野には穴が生じた。スパンジェンバーグを外野で起用するか、または、外崎を外野に回し、スパンジェンバーグを二塁に据えるか。内外野ほぼ全てのポジションをカバーできるため、リスク管理としての狙いも感じる補強だ。

【動画】西武新助っ人スパンジェンバーグのプレー映像 前田健太から1試合2本塁打を放った瞬間

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